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[ 改定 第3章 ]
質量中心 と その運動
この章の 第1ステップ では、初めに 密度が一様で単純な形をした物体の質量中心を計算する例を示します。続いて 複数の物体から成る系の質量中心を算定する方法を述べます。その算定方法を用いると、系を集めてもっと大きな系≠ェ次々に作り出され、それに伴って系の空間的なスケールが拡大してゆきます。系を作り上げている物体が固体に限らず液体や気体であるときには、前章で導入した粒子系のモデルを拡張した連続体のモデルを用いて解析する必要があることを指摘します。
 第2ステップ では、系を構成する物体が互いに重力(万有引力)を及ぼし合っている場合をとり上げます。質量が球対称に分布する球体は周囲に 中心力 を及ぼし、その作用を受けた物体の 角運動量 と 力学的エネルギー は一定の量に保存されます。その具体的な例として、地球の重力の作用を受けた物体の運動、および、太陽の重力の作用を受けた惑星の運動などについて説明します。

 説明の都合のため、改定 第3章を 第1ステップと第2ステップ の二つに分け、この順序で説明してゆきます。まず、《 改定 第3章 ― 第1ステップ― 》から始めます。
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