トップ
[ 改定 第5章 ]
角運動量 および 力学的エネルギー
この章では、ニュートン力学において重要な役割をする力学量の「角運動量」および「力学的エネルギー」について説明します。 で述べたように、この二つの力学量は 原点から中心力を受ける質点≠フ場合には 時間とともに変化しない一定量に保存されます。
一方、物体の場合には大きさ≠ェあるので、物体の内部に存在する個々の粒子の角運動量および力学的エネルギーを求め、それを物体内部の粒子について加え合わせます。こうして得られる 物体の角運動量 および 物体の力学的エネルギー の単位時間における時間的な変化は、それぞれ、物体に作用する「力のモーメント」および「物体に作用する仕事率」に等しくなることが示されます。物体に作用する力のモーメント が ゼロ のときは 物体の角運動量 が保存され、物体に作用する仕事率 が ゼロ のときは、物体の力学的エネルギー が保存されます。
このページの
トッップヘ